インプラント | 坂東市神田山の歯科医院歯医者

失った歯を補う治療には、ブリッジや入れ歯などの治療もありますが、人工の歯でありながら「第二の永久歯」と言われるほど天然歯に近い噛み心地を再現できる治療法として、インプラント治療があります。

歯周病や事故で歯を失った。
歯が抜けたままになっている。
入れ歯が合わない・違和感がある。
入れ歯が見えて恥ずかしい。

という方に、インプラントがお勧めです。

お口の中はとてもデリケートで、歯が１本ないだけでも噛み合わせが悪くなり、身体全体に大きな影響を及ぼします。

インプラント治療によって、天然歯のような見た目だけでなく、入れ歯では満足することが難しかった「噛む」「話す」といった機能も回復することができます。

当歯科医院では、特に骨との結合性が優れたＡＱＢインプラントを使用しております。

ＡＱＢインプラントは純チタン製で、表面には高純度の再結晶化ハイドロキシアパタイトが非常に薄くコーティングされています。これにより他のインプラントに比べ生体親和性が高く骨との結合が早いのが特徴です。
２、３ヶ月で完治し、自分の歯と同様に使っていくことができます。

左の写真は、「ＡＱＢワンピースインプラント」を埋入し、２週間後の写真です。
骨との結合を確認後、上部構造を設置して完了です。
約２ヵ月で完治いたしました。

インプラントで噛む機能の回復

噛むという行為は、物を食べて細かく噛み砕き（咀嚼）消化を助ける働きがあります。しかしそれ以上に、人間の身体にとって驚くほどの影響をもたらします。

【噛めることによる全身へのメリット】

満腹中枢が刺激され肥満防止になる。
唾液の分泌が促進され効率よく消化吸収できる。
大脳皮質の運動野を活性化してボケ防止になる。
記憶力が上がる。
顎の骨を強くして歯周病や顎関節症の予防。
全身の筋肉が働き、姿勢の矯正。
顎の骨が強くなり適切な発声ができる。
味覚神経が敏感になり食生活が楽しくなる。

反対に噛めないことは、筋力の衰えや脳血流の悪化、記憶力の低下などの悪循環へと繋がります。いつもは何気ない食事ですが、歯が無くなってしまうことで満足に噛むことができず、味わいながら食べることができなくなってしまうのです。

歯科用ＣＴによる正確な診断と安全な治療

当歯科医院ではインプラント手術をするにあたり、必要に応じてインプラント専門医と連携し、ＣＴスキャン解析ナビゲーションを使った手術を施術しております。
ご希望の方は、お気軽にお申し付けください。

インプラントの治療手順

当歯科医院のインプラントは、安全で確実、そして低価格で、治療期間も２ヶ月程の１回法を主に採用しています。
１回法で対応が難しい場合は、２回法で対応いたします。２回法は治療期間が３～６ヶ月位必要になる場合もあります。

インプラントを顎の骨に埋め込んだ後、頭の部分を外に露出させておきます。そして、インプラントと骨が結合してから人工歯を装着します。
外科手術が１回で済みますので、患者様の負担は少なくなります。
およそ約２ヶ月程度で治療が完了します。

インプラントを埋め込んでから一度歯茎を閉じ、インプラントと骨が結合するのを待ちます。その後、再度歯茎を切開し、アバットメントと言われるインプラントと人工歯を結合するための支台を取り付け、人工歯冠を装着します。
２回の手術が必要ですので期間がかかりますが、インプラントと顎の骨とがより強固に結合しますので、感染リスクも低く、成功率も高い治療法です。

骨誘導再生療法（ＧＢＲ法）

歯が抜けたまま放置していると、顎の骨が吸収されてしまい、インプラントを埋め込んだとしても先端が歯茎から露出してしまいます。
このような場合、骨補填剤（骨生成剤）や、患者様自身の骨（自家骨）を採取・移植して顎の骨を再生します。骨に厚みを出して、インプラントが固定できるよう手術を行います。

ソケットリフト法

上顎へインプラント治療を行う際、顎の骨の量が足りない場合に行います。
上顎の上部には鼻の奥へと広がる上顎洞という空間があります。骨が吸収され骨幅が少なくなった状態で手術をしてしまうと、インプラントが上顎洞を突き抜けてしまいます。

ソケットリフト法では、専用の器具で上顎洞の底部の骨を押し上げながら骨補填剤を充填していきます。そうすることで、手術可能な骨幅にまで再生させていきます。

サイナスリフト法

ソケットリフト法では対応できない骨幅が５ｍｍ未満の場合に行う手術です。
上顎洞底面にあるシュナイダー粘膜を骨から剥離していき充分なスペースを作ります。そこに自家骨や骨補填剤（骨生成剤）を充填し、インプラントが埋入できるだけの骨幅を確保します。

骨が安定するまでに時間がかかるため、治療期間は長くなりますが、確実にインプラントを埋入するためには有効な治療法の一つです。

インプラント治療に年齢制限はありますか？: 基本的に年齢的な制限はありませんが、骨の成長が終了する１６歳くらいからが適応となります。顎の状態によって適応できない場合もあります。

インプラント手術は痛いですか？: お口の中に局所麻酔をして治療しますので、手術中の痛みはほとんど感じません。
もちろん手術ですから、切開した傷口などは、麻酔が切れてからの痛みや腫れが発生する場合があります。

治療期間はどのくらいですか？: 通常インプラントと顎の骨が結合するのには１ヶ月～３ヶ月以上必要です。
治療法によっても異なりますが、上部構造の歯が入るまでに、上顎で６ヶ月、下顎で３ヶ月程度の期間が必要です。

歯周病でも大丈夫ですか？: お口の状態が悪いと、治療を行うことができません。また、治療が成功しても、インプラントを長持ちさせることができませんので、お口の環境をしっかり整えてから治療を行うことが大切です。

インプラントはどのくらい持ちますか？: お手入れされしっかり行っていただければ、ずっとご使用いただけます。しかし、お口の管理を怠り歯周病になってしまうと、周囲の骨が後退しインプラントを支えられなくなってしまいます。
せっかく噛めるようになったのですから、定期的な検診とご家庭でのケアを行い、インプラントを長持ちさせましょう。